KindleでEPUBは読める?結論から言うと…
「KindleでEPUBを読みたい」と思っているあなた、結論から言うと、Kindle端末自体はEPUBファイルに直接対応していません。しかし、Amazonの「Send to Kindle」機能を使えば、EPUBファイルをKindleで読める形式に変換して転送することが可能です。さらに、2026年1月20日からは、一部のKindle本がEPUBまたはPDF形式でダウンロードできるようになるなど、状況は変わりつつあります。この記事では、KindleでEPUBを読む方法を、対応状況から具体的な手順、注意点まで詳しく解説します。
KindleとEPUBの基礎知識
EPUBとは?
EPUBは、電子書籍の標準的なファイル形式のひとつです。国際電子出版フォーラム(IDPF)が策定したオープンな規格で、多くの電子書籍ストアやデバイスで採用されています。テキストのリフロー(画面サイズに合わせて文章の流れを変える)に対応しているのが特徴で、スマホやタブレット、専用端末など、さまざまなデバイスで快適に読書できます。
Kindleの対応形式
Kindleは、Amazon独自のフォーマット(AZW、AZW3、KF8など)や、PDF、TXT、DOC/DOCX、JPEG、PNGなどの形式に対応しています。しかし、EPUBには直接対応していません。そのため、EPUBファイルをそのままKindleに転送しても読むことができません。
KindleでEPUBを読む方法:Send to Kindleを使う
KindleでEPUBを読む最も一般的な方法は、Amazonの「Send to Kindle」機能を使うことです。これは、EPUBファイルをメールで送信したり、アプリやWebサイトからアップロードしたりすることで、Kindleが自動的にファイルを変換し、ライブラリに追加してくれるサービスです。
Send to Kindleの基本的な使い方
Send to Kindleには、以下の3つの方法があります。
- メールで送信:自分のKindleに割り当てられた「@kindle.com」のメールアドレスに、EPUBファイルを添付して送信します。
- アプリから送信:スマホやPCにインストールした「Send to Kindle」アプリからファイルをアップロードします。
- Webサイトから送信:Amazonの「Send to Kindle」Webページからファイルをアップロードします。
メールで送信する手順
メールで送信する場合の手順は以下の通りです。
- Amazonの「パーソナル・ドキュメント設定」ページを開き、自分のKindleに割り当てられたメールアドレス(例:xxxx@kindle.com)を確認します。
- そのメールアドレス宛に、EPUBファイルを添付してメールを送信します。件名や本文は空欄でOKです。
- 送信後、数分でKindleライブラリに追加されます。Kindle端末やアプリでダウンロードして読むことができます。
アプリやWebサイトから送信する手順
アプリやWebサイトから送信する場合は、以下の手順です。
- 「Send to Kindle」アプリをインストールするか、Amazonの「Send to Kindle」ページを開きます。
- EPUBファイルをドラッグ&ドロップするか、ファイル選択画面から選びます。
- 送信先のデバイスを選択し、「送信」をクリックします。
この方法なら、メールの設定をしなくても簡単に転送できます。
EPUBをKindleで読むための変換ツール
Send to Kindleを使わずに、自分でEPUBをKindle対応形式に変換することもできます。変換ツールを使えば、レイアウトやメタデータを細かく調整できます。
Calibre(カリバー)を使った変換
Calibreは、無料で使える電子書籍管理ソフトです。EPUBをMOBIやAZW3に変換できます。以下に手順を示します。
- Calibreをインストールし、起動します。
- 「本を追加」でEPUBファイルをライブラリに追加します。
- 変換したい本を選択し、「本を変換」をクリックします。
- 出力形式を「MOBI」または「AZW3」に設定し、「OK」をクリックします。
- 変換が完了したら、USBケーブルでKindleをPCに接続し、変換したファイルをKindleの「documents」フォルダにコピーします。
Calibreは、Calibreの公式サイトから無料でダウンロードできます。
オンライン変換サービスの利用
オンラインで手軽に変換したい場合は、ZamzarやConvertioなどのサービスが利用できます。ただし、ファイルをアップロードするため、プライバシーに注意が必要です。
KindleでEPUBを読む際の注意点
DRM(デジタル著作権管理)の問題
多くのEPUBファイルにはDRM(デジタル著作権管理)がかかっています。DRMがかかっているEPUBは、Send to Kindleや変換ツールで処理できない場合があります。DRMを解除することは法律で禁止されている場合があるため、注意が必要です。
レイアウトの崩れ
EPUBを変換すると、レイアウトが崩れることがあります。特に、画像や表、複雑なレイアウトの本では、変換後に表示が乱れる可能性があります。その場合は、変換設定を調整するか、PDF形式で転送することを検討しましょう。
ファイルサイズの制限
Send to Kindleで送信できるファイルサイズには制限があります。メール送信の場合、1通あたり50MBまでです。大きなファイルは、アプリやWebサイトから送信するか、圧縮して送りましょう。
KindleでEPUBを読むためのおすすめデバイス
KindleでEPUBを読むには、以下のデバイスがおすすめです。
- Kindle Paperwhite
:防水機能付きで、バスルームやプールサイドでも読書を楽しめます。6.8インチのディスプレイは、目に優しく、長時間の読書に最適です。
- Kindle Scribe
:10.2インチの大画面で、ノート機能も搭載。EPUBを読むだけでなく、書き込みも楽しみたい人におすすめです。
- Kindle Colorsoft
:カラー表示に対応したモデル。マンガや図解が多い本を読むのに最適です。
これらのデバイスは、Kindle Paperwhiteのように、Amazonで購入できます。
KindleでEPUBを読むためのおすすめアプリ
Kindleアプリは、スマホやタブレット、PCで利用できます。EPUBをSend to Kindleで転送すれば、どのデバイスでも読むことができます。
- Kindleアプリ
:iOS、Android、Windows、Macなど、さまざまなプラットフォームで利用可能です。
- Kindle Cloud Reader
:ブラウザ上で読書できるサービス。PCで手軽に読みたい人におすすめです。
KindleでEPUBを読むための周辺機器
読書をより快適にするための周辺機器も紹介します。
- Kindle Paperwhite 純正カバー
:端末を保護し、スタンドとしても使えます。
- Anker 充電器
:Kindleのバッテリーが切れたときに、急速充電できます。
まとめ:KindleでEPUBを読むならSend to Kindleが一番簡単
KindleでEPUBを読む方法を解説しました。結論として、Send to Kindleを使うのが最も簡単で確実な方法です。EPUBファイルをメールやアプリで送信するだけで、自動的にKindleで読める形式に変換してくれます。変換ツールを使う場合は、Calibreがおすすめです。また、DRMやレイアウト崩れなどの注意点もありますが、基本的な手順を踏めば問題なく読むことができます。
KindleでEPUBを読むためのデバイスやアプリ、周辺機器も紹介しました。ぜひ、自分に合った方法でEPUBを楽しんでください。

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