nasne fireTVは直接対応していない?結論からお伝えします
「nasne fireTV」で検索しているあなたは、おそらく手持ちのFire TV StickやFire TV Cubeで、nasneに録画したテレビ番組を視聴したいと考えているのではないでしょうか。結論から言うと、nasne
にはFire TV向けの公式アプリが用意されていないため、Fire TVシリーズから直接nasne
に接続してテレビを視聴する、という使い方は公式にはサポートされていません。
ただし、これは「Fire TVではnasneをまったく使えない」という意味ではありません。ネットワーク経由でDLNA/DTCP-IPに対応した視聴方法を組み合わせれば、Fire TV Stickをテレビのそばに置いてnasne
の録画番組を楽しむことは可能です。この記事では、nasne
とFire TVの関係性、実際にできること、注意点、そして代替となる視聴方法までを整理していきます。
nasneとはどんな機器なのか
nasneは、バッファローが販売しているネットワークレコーダー&メディアストレージです。地上デジタルとBS/110度CSデジタルチューナーを搭載していて、自宅のネットワークにつなぐだけで、テレビ番組のライブ視聴や録画、録画番組の再生ができるのが特徴です。
もともとはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が展開していた製品ですが、SIE製のnasneは2019年に販売終了となり、現在はバッファロー製のnasne
(型番NS-N100)が販売を継続しています。バッファロー製のnasne
は、これまで通り利用できると公式サイトでも案内されています。
nasneの魅力は、リビングのテレビだけでなく、寝室のスマホ、書斎のパソコンなど、同じネットワークにつないださまざまな機器からテレビ番組を楽しめることです。録画番組は2つの機器で同時視聴が可能、放送中の番組は1つの機器で視聴が可能という仕様になっています。
nasneとFire TVの組み合わせでできること
では、nasneとFire TVを組み合わせると、具体的に何ができるのでしょうか。ここでは現実的な使い方を整理します。
Fire TV Stick側でDTCP-IP対応アプリを使う
Fire TVシリーズはAndroidベースのOSを採用しているため、Amazon AppstoreやサイドローディングでDTCP-IPに対応したメディアプレイヤーアプリを導入できれば、nasneに録画した番組を再生できる可能性があります。ただし、公式アプリではないため、動作の保証はありません。アップデートで使えなくなるリスクも理解しておきましょう。
Fire TVを「テレビの画面」として使う
もっと現実的なのは、Fire TVを単なるテレビ画面として使い、nasne側の視聴アプリを別の機器で操作する方法です。たとえばPlayStation 5やPlayStation 4があれば、テレビアプリ「torne」を使ってnasne
の録画番組をテレビで楽しめます。Fire TV経由ではなく、HDMI接続したゲーム機から視聴する形ですね。
スマホアプリ「torne mobile」と組み合わせる
iOS/Android向けのテレビアプリ「torne mobile」を使えば、スマホやタブレットでnasneのテレビ視聴や録画番組の再生ができます。ストリーミングでのテレビ視聴やビデオ再生には有料プラグイン「視聴再生機能」が必要です。Fire TVで直接見るのではなく、スマホで見て、その画面をFire TVにキャストする、という回り道の方法もあります。
nasne fireTVを検討する前に知っておきたい注意点
nasneとFire TVの組み合わせを考えるうえで、見逃せない注意点がいくつかあります。
公式アプリが存在しない
先ほども触れたとおり、nasneにはFire TV向けの公式アプリがありません。バッファローの公式サイトでも、nasne
の視聴方法として案内されているのは、PlayStation 4/5の「torne」、スマホ・タブレットの「torne mobile」、Windows PCの「PC TV Plus」などです。Fire TVは公式の視聴デバイスとして位置づけられていません。
外出先からの視聴には制限がある
nasneは外出先からもテレビ視聴ができますが、放送局によっては外出先からリアルタイム視聴できない場合があります。また、有料放送の視聴・録画には各放送局との契約が必要です。Fire TVを持ち出して外出先でnasne
にアクセスする、という使い方はさらにハードルが高くなると考えておきましょう。
SIE製nasneは機能終了の案内がある
SIE製のnasneは2019年に販売終了しており、アフターサービスの受付終了や一部環境下での機能終了が発表されています。中古でSIE製nasne
を購入してFire TVと組み合わせようと考えている場合は、先に公式の案内を確認しておくことをおすすめします。バッファロー製のnasne
は販売が継続されているので、新しく購入するならバッファロー製を選ぶのが安心です。
nasne fireTVの代替になるおすすめ視聴方法
Fire TVで直接nasneを視聴するのが難しいなら、別の方法を検討しましょう。ここでは目的別におすすめの組み合わせを紹介します。
テレビで見たいならPlayStation 4/5とtorne
リビングのテレビでnasneの番組を楽しみたいなら、PlayStation 5やPlayStation 4とテレビアプリ「torne」の組み合わせが王道です。コントローラーで素早く操作でき、録画番組の続きをスマホやタブレットで観ることもできます。PlayStation 5
やPlayStation 4
を持っているなら、Fire TVを追加するより自然な選択肢になります。
スマホやタブレットで見たいならtorne mobile
寝室や外出先でnasneを楽しみたいなら、スマホ・タブレットに「torne mobile」を入れるのが手軽です。ストリーミング視聴には有料プラグインが必要ですが、nasne
の録画番組を手元で再生できるのは大きな魅力です。
パソコンで見たいならPC TV Plus
Windows PCで視聴したい場合は「PC TV Plus」や「PC TV Plusアドバンスドパック」が用意されています。パソコンがテレビになる感覚で使えるので、作業しながらテレビを流したい人に向いています。
Fire TVで楽しみたいならキャストという選択
どうしてもFire TVの大画面で見たい場合は、スマホの「torne mobile」で再生した画面をFire TVにキャストする方法があります。公式の直接対応ではないため操作はひと手間かかりますが、Fire TV Stickを持っているなら試す価値はあります。Fire TV Stickのミラーリング機能を使ってみてください。
nasneを選ぶならどのモデルがおすすめか
新しくnasneを購入するなら、現在販売が継続されているバッファロー製のnasne
(NS-N100)が候補になります。コンパクトな筐体で設置場所を選ばず、Wi-Fiルーターとアンテナ線をつなぐだけで簡単にセットアップできるのが特徴です。
複数のnasneをつないで同時録画を増やすこともできます。録画番組をどんどん貯めたい人や、家族で同時に別々の番組を録画したい人には、買い足しという選択肢もあるでしょう。専用スタンドやLAN端子用Wi-Fiアダプターなどの周辺機器も用意されています。
なお、nasneの内蔵HDDや接続したHDDの万が一に備えて、故障予測機能「みまもり合図 for nasne」が用意されている点も覚えておくと安心です。
まとめ:nasne fireTVは直接対応ではないが工夫次第で楽しめる
ここまで、nasneとFire TVの関係について整理してきました。最後にポイントを振り返ります。
- nasne
にFire TV向けの公式アプリはなく、直接接続しての視聴は公式にはサポートされていない
- DTCP-IP対応アプリをFire TVに入れれば再生できる可能性はあるが、動作保証はない
- 公式の視聴方法はPlayStation 4/5の「torne」、スマホの「torne mobile」、Windows PCの「PC TV Plus」など
- SIE製nasne
は機能終了の案内があるため、新規購入はバッファロー製が安心
- Fire TVで見たいならキャストやミラーリングという代替手段もある
「nasne fireTV」で検索する人の多くは、手持ちのFire TVを活かしてテレビを楽しみたいはずです。公式対応ではないものの、視聴方法を工夫すればnasneの録画番組を大画面で楽しむ道は残されています。まずは自分の環境でどの視聴方法が使えるかを確認し、無理なく続けられるスタイルを選んでください。

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